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フィレンチェの夜

ピサから戻った私達はとりあえずホテルに直行してチェックイン。すでに荷物は部屋に運ばれていた。このホテル、予約したときには「駅近く、手頃」というポイントしか見ていなかったのだけれど、部屋に入ってびっくり。すごく広くてきれいだったのだ。

天井にはフレスコ画が書かれ、壁の照明は繊細なベネチアングラス。バスルームはローマのホテルの倍はあり、バスタブにジャグジーもついていた。後でわかったのだが、つい最近にリフォームしたばかりだったらしい。入口の工事用具はエントランス付近の仕上げをするためのものだったのだろう。

すっかり気分をよくした私達は、少し休憩し、電話でウフィッチ美術館の予約をとり、夕食に出かけた。今日のレストランはIl Contadino。連れが職場の同僚から借りたガイドブックに「おいしくってリーズナブル!」とうたわれていた庶民派レストラン。途中で迷子になってしまい「駅から5分」では着けなかったけれど、元気のいいウエイター&ウエイトレスのいる気持ちのいいレストランだった。食事は1人10ユーロの定食のみ。数種類のアピタイザー、プリモ、セコンドから好きなものを1つずつ選ぶ。ワインか水もついていてとってもお得。私はもの珍しさで「Grilled rabbit(うさぎのグリル)」を選んでみたが、これがめちゃうま。ご機嫌な夜だった。

夕食後、ライトアップされたギャラリーをウインドウショッピングしながらホテルへ戻り、久々のバスタブでゆっくりと疲れをほぐしてフィレンチェの夜は終わったのであった。
by rojineko | 2004-10-27 21:53 | Travel | Comments(0)

飼い主は元・遊牧民族 にいたん(バロン)は3度引っ越しし、2016年9月に血液透析&会陰尿道形成、2021年4月にSUBシステムを経験 妹(ひまわり)は爆裂娘!


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