路地猫のひとり言

イタリア国鉄の洗礼パート1(ローマ3日目②)

バスの故障でアッピア旧街道をゆっくりと見ることはできなかったけど、とりあえず車窓からの風景は楽しめた。ベネチア広場でおりてしまった例のイギリス人3人家族の強硬な主張でバス代も返って来たし(そういえば彼らは払い戻しできたんだろうか?)ランチだ、ランチ。

でもその前に、明日の電車の予約を換えておこうとテルミナ駅構内に入った私達。ここに限らず、イタリア国鉄の窓口は細分化されすぎていて非常にわかりにくい。インフォメーションですら、国鉄関係のiと観光局関係のiがあって、観光局関係のiに行ってしまうと当然電車の情報は得られない。悩んだ私達、とりあえず一番すいていたClub Eurostarの窓口をトライしてみることにした。2等とはいえ、Eurostarに乗るのだし間違ってはいないはず。2人ほど順番を待って窓口のお姉さんに「インターネットで明日のチケットを買ったんだけど、早い電車に換えられますか?」と(英語で)聞いてみる。「チケットは?」とお姉さん。「チケットレス路線なのでこのメールの打ち出しだけです。」とプリントアウトを差し出す私。しばらくプリントアウトをながめていた彼女、鉛筆で何やら数字を書き込み一言「これはココに電話して。」

え?電話?でも私達今、駅にいるのよね?
私「駅でできないんですか?」
彼女「駅のどこででもできない。電話だけよ。はい、次の人!」

・・・・・

ネットでとったからネット上でしか変更ができない、という予約システムもあるにはあるけど、イタリアを個人旅行した人のページで「駅で変更した」という記述が確かにあったはず。できないはずはないんだが。疑いつつも、彼女はとりつくしまがない。ここはひとまず引っ込んで策を練るか。とりあえず腹がへっては戦ができぬ。ランチだ、ランチ。

昨日夕食を食べに出たときに駅西口に見つけたチェーン店「Pastarito Pizzarito」に行ってみる。ランチタイムも早くから開いているし、パスタとソースを選んで注文する形なので楽しい。マルガリータピザ、ガーリックとオリーブオイルのパスタ、ガッサータ(炭酸入りの甘くない水)を注文して13ユーロ。安い、安い。ピザは薄焼きでかりかり。パスタもアルデンテで美味。

満足した私達は、再度テルミナ駅へ。「とにかくもう1人聞いてみよう」と今度は国鉄系のiを目指す。観光客が多いこのiは銀行のように番号札を引いて順番を待つ仕組みだった。ちょっと滅入る。でも少しでもローマを早く出発してフィレンチェに向かい、ピサまで行ってきたい。気を取り直して番号札を引いた。15分ほどして順番になった。今度は中年のおじさん。「イタリアは対決しては損なんじゃ」と思い始めてきたCAT。にっこり笑顔で下手に出る。「ボンジョールノ。ちょっとお伺いしたいのですが。明日のユーロスターをインターネットで買いました。早い電車に換えたいんです。どうしたらいいんでしょうか~?」Club EurostarでNoと言われたことはもちろんナイショだ。

またプリントアウトをちらっとみたおじさん、表情もかえずにぼそっと一言。「できるよ。チケットオフィスね」

・・・やっぱ、できんじゃん。

でもiじゃやってくれんのかい。端末あるのにな。さっきから何回も停電になって、そのたびに立ち上げなおしてるけどさ。まあ、仕方ない。じゃ、チケットオフィスに行こうとiを出る私達。iと同じように番号札を引いて待つタイプのチケットオフィスに行ってみる。

10分
20分
30分
・・・・

結局1時間ほど待たされてようやく順番。同じことをカウンターのおばさんに説明。プリントアウトを見たおばさん、まずは端末でもとの電車のチケットを発行し、私達にどの電車にしたいのかを確認したあとで新しいチケットを発行してくれた。所要3分。

最初のClub Eurostarのお姉さんが、同じことをしてくれたらこの駅での2時間ほどのロスタイムはなかったはず。「たぶん面倒くさかったんだろうな」というのが私達の結論。はあ~。

駅構内のジェラテリアでローマ人好みのナテラwith生クリームトッピングのジェラートを買い、ホテルに戻った私達。荷物のパッキングが終わった頃には疲れ果て、夕食も食べずに眠ってしまったのであった。
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# by rojineko | 2004-10-26 21:40 | Travel | Comments(0)

火を噴くバス(ローマ3日目①)

昨日のバチカン疲れがまだ残る私達だが、ローマにいられるのはあと1日。見られるところは見なくてはならない。今日の予定はアッピア旧街道。例の「大はずれ」の110番バスと同じく交通局がアッピア旧街道を巡る「アルケオバス」というのを運行している。ガイドブックには9時45分が始発とあるが、110番バスの教訓から「とにかく早くいかねば!」と8時半にホテルを出発した。

テルミナ駅のチケット売り場にはすでに数人が待っている。売り場の反対側のインフォメーションに聞くと30分ほどで売り場がオープンするという話だったので、とにかく切符を買うまで粘って待つことに。同じようにチケットを買いにきた50代くらいの日本人男性の姿もあった。

朝9時。売り場のオープンとほぼ同時にチケットをゲット。始発バスは9時50分発とのことだったので、駅西口近くのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂まで散歩してくることに。途中でジプシーの親子が寄ってきて、連れの腕をつかんだけれど、すぐ後ろのCATが大声を出して手を振り払って事なきを得る。ローマ滞在中に3回ほどジプシーに寄ってこられたけれど、いずれも実害はなし。多少はフィリピンでの経験が役にたっているのかもしれない。

時間があったので、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂近くのスーパーを冷やかしてからバス停に戻る。アルケオバスの乗り場にはまだ誰もいない。余裕で始発バスに乗れた。ふと後ろを向くと、チケット売り場にいた日本人男性もラフな格好に着替えてバスに乗り込んでいた。定刻にバスは出発。片言に日本語も話す可愛いガイドさんが、要所要所で簡単な説明をしつつ、バスはアッピア旧街道へ。「真実の口」広場を抜け、「カラカラ浴場」を抜け、「セバスティアーノ門」をくぐり・・そして最初の見どころの「カタコンベ」に到着。昼休みには何もかもが閉まってしまうイタリアらしく、「カタコンベ」も11時半から2時までは閉館。ガイドさんのすすめでほとんどの乗客がここで降りていった。あまり興味がなかった私達と、イギリス人3人家族、中年日本人男性、国籍不明の爽やか青年だけがバスに残り、さらに旧街道を進み、車通りの多いアッピア新街道に入ったところで、事件は起こった。

直後の車がクラクションを鳴らし、追い抜きざまに運転手に何事か叫んでいる。慌ててバスを止める運転手。イギリス人家族の娘が立ち上がってバスの後ろまで来て「Smell smoke!」と運転手に説明している。Smokeって煙じゃん?後ろを振り返ると確かにバスの後方から煙がもうもう。どうやら石畳の旧街道からアスファルトの新街道に入る際に、何かにぶつけて水のパイプが折れたらしい。バスは当然ストップ。ガイドがテルミナ駅の本部に何度も電話するも、「救援バス」は一向に来ず。

せっかくの休暇を台無しにされたイギリス人家族は怒りまくり。「あなたのせいじゃないけれど」と前置きしつつもガイドにくってかかる。謎の爽やか青年はしばらく黙って聞いていたが、そのうちバスを降りて、ガイドやイギリス人家族と話始めた。中年日本人男性は車内。私達もあきらめモードで車内で本を読んで待つ。結局、「20分で次のバスが来るから」というガイドの言葉は守られず、「カタコンベ」で降りた乗客を拾って次のバスがやってきたのは1時間後。もう疲れて途中で降りる気にもなれない。

そのバスで「ローマ水道橋」を見て、復路もどこにも降りることなくテルミナ駅へ。しかしここでまた問題が。最初のバスは火を噴いてとまった。今度のバスはやたらに揺れがひどい。いくら石畳の道だからってこんなにひどいはずは・・・と思っていたら、ほんとに座席から飛び上がるくらいの衝撃!ベネチア広場で乗客の半分が降りてしまったあとは揺れはさらにひどくなり、乗り合わせた乗客は「Are we alive(生きてるかーい)?」と苦笑するのみ。どうやらサスペンションがいかれてしまったらしい。駅手前まで来たところで、ガイドが「さっきのバスに乗ってた人は払い戻しをするからチケット売り場まで来て」と。不幸中の幸い?8ユーロ×2=16ユーロが戻ってきた。なぜか、前のバスには乗っていなかったアメリカ人の中年男性もひょこひょことついてきて払い戻しを受けていたのが気になったが、まあ良しとしよう。返ってきたお金でランチをとることにした。
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# by rojineko | 2004-10-26 21:36 | Travel | Comments(0)

コロッセオからトラムに乗って(ローマ2日目④)

さて、バチカン美術館をみてサン・ピエトロ寺院をみた。CAT的には今日のノルマは果たした気分。しかし時間はまだ2時すぎ。

元気な連れは他にもどっかに行こうと言う。今日は朝、地下鉄に乗る前に「バス地下鉄1日券」を買っていたので確かに動かないのは勿体無い。結局、バスに乗ってコロッセオに行くことにした。

コロッセオ。「コロッセオが滅びるとき、ローマも滅び、そのとき世界も滅びる」とうたわれた円形闘技場。当時は5万人を収容したという。そのコロッセオ。ここにもユーロインフレは及び、ガイドブックの8ユーロは10ユーロにもなっていた。2人で20ユーロ!さすがにちょっと高すぎやしないかと言いたくなるローマであった。

カメラ小僧化した連れを置いて、バチカン見学でエネルギーを使いきったCATは冷房のきいた涼しい特別展示室で休憩。しばらく休んで元気になったところでトラムに乗ってアルゼンチン広場まで行き、バスに乗り換えて帰ることにした。「バス地下鉄1日券」はトラムも有効。観光客の多いバスと違って、トラムは地元住民が多い。のんびりと車外を見ていたら、トラムは市内を抜け、テベレ川を渡り・・・あれ?アルゼンチン広場はどこへやら、気がついたらトラステベレ。どうやら乗るトラムを間違えたらしい。すぐに反対側から来たトラムに乗り換えて市内に戻り、バスに乗り換えてテルミニ駅に到着。

ホテルで休んで、7時半すぎに夕食へ。ホテル近くのトラットリアが素敵だったのだけど、ユーロ現金の持ち合わせが少ない私達はクレジットカードで払える店を探して駅の西側へ。東側に比べると雑然とした感じがする。結局、ガイドブックにあった「庶民的なトラットリア」に決めて店内に入ると、座っていたのは日本人ばかり。同じガイドブックを読んできたんだろうけど、ちょっとがっかりのCATだった。この日はローマ名物のトリッパにトライするも、もひとつの夕食だった。
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# by rojineko | 2004-10-25 22:45 | Travel | Comments(0)



11歳のむっちりトンキはドンくさい?!飼い主は遊牧民族。名古屋、京都、東京、マニラ、鹿児島、福岡と住んだ土地は数知れず。秋田と東京のバラバラ生活がやっと終わり、2人+1匹の東京ライフが再開です。
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