路地猫のひとり言

ちょっといい話

超満員の飛行機でベトナムのホーチミン入り。実はシェムリアップ空港を出るときにちょっとしたドラマを目撃。チェックインカウンターの前に並んでいたときのこと、さっきチェックインを済ませたばかりの女性客が悲痛な顔で戻ってきたんです。担当した係員をつかまえて「トラブルがあって飛行機に乗れなくなってしまった。」と訴え始めました。どうしたんだろ・・と会話を聞いていると、どうやらこの人旅行中に財布の入っているバッグを盗まれしまったらしい。幸い航空券は別のバッグに入っていたのでホーチミンまで戻ろうとしたのだけれど、空港係員に空港税25ドルを払わなければ出国させないと言われてしまったのだとか。クレジットカードも財布と一緒に盗まれてしまったので文字通りの一文無し。

それなのに空港係員は「とにかく空港税を払わなければだめ。そのへんにいる観光客に聞いてみたら」なんて冷たく突き放してしまった。途方にくれる女性。するとちょうどその時にチェックインしようとしていたアメリカ人の初老の男性が「僕が500ドルあげるよ。それでお帰り」と優しい一言。思わず女性はその場で泣き出してしまいました。

もちろん女性は「絶対にお返しします」といって男性の住所と名前を聞き、何度も「サンキュー」を繰り返していました。飛行機の中でも「本当にありがとう。あなたは命の恩人です。もう今からありがとうの手紙を書き始めてます」と言っていました。

財布を盗まれてしまった女性は気の毒だけど、ちょっといい話でしょ。あの場で見知らぬ日本人が「財布を盗まれて・・」と困っていたら、「お金を貸しましょうか?」と言えたかなあ。うーん。
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by rojineko | 2005-01-02 10:08 | Travel | Comments(0)
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12歳のむっちりトンキはドンくさい?!飼い主は遊牧民族。名古屋、京都、東京、マニラ、鹿児島、福岡と住んだ土地は数知れず。この秋まさかの新入り登場です
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