路地猫のひとり言

ベネチア散策②


すっかり水没してしまったサンマルコ広場からどうにか逃げ出しザッカリア駅から水上パスに乗って2つ向こうのジャルディーニ駅へ。この駅近くのビエンナーレ公園でベネチア・ビエンナーレという国際建築展示会をやっているという情報があったので行ってみた。情報に寄れば日本館のテーマは「おたく」とか。

12ユーロ出してチケットを買い、緑豊かな公園を入っていく。まずは日本館に行って見ると、あらまあ、ほんとにオタッキー。床にも壁にもアニメの絵だらけ。ガラスケースの中には、どこから集めたのか「マニア垂涎の品」がずらり。そもそもアニメ音痴のCATはタイトルすら知らないものが多かったけど、「おたくの部屋」という展示はおもしろかった。マンガ本がうずたかく積まれた部屋、コスプレ用の衣装を展示した部屋などをミニチュアで再現してある。CAT的にはコスプレ衣装や等身大の人形が飾ってある部屋は気持ち悪い。そういえば、入口付近におたくと宮崎勤事件の関わりを説明したパネルがあったけど、ちょっと納得いかないものだった。

日本館を出たあとは、地図にそって各国の展示を見る。イタリア館の奥にあった「コンサートホール」の展示は、最近世界中でオープンした斬新なデザインのコンサートホールを写真や模型で紹介していて興味深かったかな。

ビエンナーレ公園を歩ききって足が棒になったので、再び水上バスに乗ってローマ広場へ向かう。特にローマ広場で観光するところはないのだけれど、明日港へ移動するときの無料バス乗り場を確認しておこうということだった。とにかく今回は船旅の部分も旅行代理店を使わずに予約していたので、集合場所などの説明がまったくない。船旅を主催している会社のHPやベネチア港のHPで得たわずかな情報が頼りだ。ローマ広場は空港からのバスの発着場にもなっていて、すごい人。日本のツアー客用の立派なバスも目についた。けれど、目指す港行きのバス乗り場はない。悩んだ挙句に、ローマ広場横のビル内にあったiに行き相談すると、「明日になれば公衆トイレのそばに大きなバスが来る。心配ない」の答え。シーズン中は毎週船は出るのだから、看板でも立てておけばよいのに面倒なのか目印は何もないようだった。

とりあえず明日どこに行けばよいかはわかったので、広場周辺を散策。ベネチアでは珍しいスーパーを見つけて水をゲット。そのまま水上バスには乗らずに迷宮を散歩するとインスタントラーメンを売っている小さなお店を見つけた。前回の船の食事はまずかった。すぐに飽きてしまった。これはちょいと買いだしておいた方がいいかもしれないと、店に入り物色。日本、中国、韓国の食品にまじってフィリピンのインスタントヌードルもある。船乗りの大半はフィリピン人だからお客が多いのかな、と連れが聞いてみるが、フィリピン人の客は来たことがないという返事だった。結局、日本製のインスタントヌードルを2つ買って店を出た。

店を出て、細い道をずんずんと歩き続けるといつの間にかリアルト橋。さらにサンタ・マリア・ふぉルモーサ教会まで歩き、ジェラートで一服。いい感じのトラットリアを見つけるが、開店前だったのであきらめ、再びリアルト橋付近まで戻り、ツーリスト用のセットメニューのあるオープンカフェ風のレストランで夕食をとるが大はずれ。おいしくない上に、ウエイターの態度が悪く、最初にカード支払いができると聞いていたのに、支払いの段階で「現金しかダメ」という始末。「最初の人がいいと言った!」と強行に主張するとわざわざ店の中まで呼ばれてサインさせられた。サンマルコ広場で上がっている花火も見られなかったし、なんだか散々だ。
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by rojineko | 2004-10-30 22:12 | Travel | Comments(0)
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12歳のむっちりトンキはドンくさい?!飼い主は遊牧民族。名古屋、京都、東京、マニラ、鹿児島、福岡と住んだ土地は数知れず。この秋まさかの新入り登場です
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