路地猫のひとり言

ベネチア到着

4時前にサンタ・ルチア駅についた。一つまえのメストレ駅で、すぐ近くに座っていた日本人の男の子がNumberを置いていったのを、日本語活字に餓えるジャパニーズの私達2人は目ざとく見つけ、列車から降りる前に無事ゲットした。何だか随分前の号だったんだけど、忘れてったのかな、彼。それとも彼もどこかでこの雑誌を見つけてゲットしたのか(笑)。

さて、駅についた私達、早速予約したホテルを目指す。このシーズン、ベネチアでホテルを探すのはほんとに大変だった。後になってアメリカの感謝祭休暇に重なっていたのも理由の1つだったとわかったのだが、手頃な3つ星ホテルは軒並み満室。普段なら100ユーロ以下で泊まれる2つ星ホテルも11月中旬まではとんでもなく高い。運河には面していないが駅から歩いていけそうな距離に残っていた唯一の3つ星ホテルがHotel Dogeだったのだ。

HPにあった地図によれば、ホテルまでは駅前のリアルト橋を超えて左に行き、少し進んだところで小さな橋を渡り、あとはまっすぐ。「橋2つくらいなら大したことないね」とベネチア初心者の2人は判断し、スーツケースをひいてとことこと歩き出したのだが。

ベネチアの橋は2人が想像していたのとはまるで違ったのだ!そう、それは全てが山口県の錦帯橋のような太鼓橋。スロープなど当然なく、上りも下りも階段だけ。バックパッカーのように背中に荷物をしょっている人ならまだしも、2人分の荷物25キロをおさめた巨大なスーツケースを引いている私達には、これはイジメとしか思えない。スーツケース担当の連れはすぐに大量の汗。普段は地図を見てnavigateするのは彼の役目だけれど、こうなると思考能力は著しく落ちる。なんとかCATが場所を探さなくてはならない。

幸い、2つ目の橋を渡ったあたりで、壁に「HOTEL DOGE」の文字と矢印を見つけた。良かった、あとはこれをたどっていけばいい。5分ほどでホテルのある小道に出ると、いかにもイタリア人の男性が私達の姿を見つけ「ここ?」と指をさした。彼こそが、これから2日間私達をジョークで笑わせ続けたホテルのレセプションだったのだ。入口を入る。ロビーなどない。正面に銭湯の番頭が入るような上げ下げする机があり、左手に階段。何だか嫌な予感。しかも右の棚には「NO CREDIT CARD」の貼り紙。VenereではカードOKになっていたはずだけど・・・

結局、不安そうな私達の表情に気がついた彼がすぐに貼り紙をさして「No problem, no problem. Card Ok!」と言ってくれたので事なきを得たけれど、ここに限らずベネチアではカードを嫌がる店が多かったような気がする。面倒なのがキライなんだろうか?

さて、無事にチェックインを済ませた私達だがまたもや問題発生。なんとこのホテル、エレベータがなかったのだ!レセプションの左手にある急な階段のみが、上にあがる手段らしい。例の彼が「Easy! Easy! Your room is on the first floor!」と笑って言う。ファーストフロア・・・アメリカならば1階だから何も上がる必要はないけれど、ここはヨーロッパ。ファーストフロアは2階だ。手持ちカバンをCATに預け、巨大なスーツケースをえっさえっさと上げる連れ。最初の上がり場にはカプチーノメーカーと食器置き場があった。朝食をこんなところでとるの?次の上がり場を上がりきったところでようやく客室。なんだか壁が薄そうで、山の家みたい。ほんとにこれで3つ星ホテルなんだろうか・・

しかし、このピークシーズンにベネチアの4つ星ホテルにでも泊まったら1泊4万円はしてしまう。部屋はきちんと掃除してあるし、シャワーも新しいものだし、なんとか我慢しよう。

巨大なスーツケースとの格闘で大汗をかいた連れが着替えをするのを待って、2人でサンタ・ルチア駅まで戻り、荷物預かり所を確認。入口ででっかい猫を見つけてなでようとしたら「フー」と怒られた。ご機嫌が悪かったらしい。外の切符売り場で水上バスの1日券を買い、早速運河の旅に出た。
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by rojineko | 2004-10-29 22:00 | Travel | Comments(0)
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12歳のむっちりトンキはドンくさい?!飼い主は遊牧民族。名古屋、京都、東京、マニラ、鹿児島、福岡と住んだ土地は数知れず。この秋まさかの新入り登場です
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あはは( *´艸`) ..
by Mew at 22:18
2匹とも相性良くなりまし..
by MINKWIN at 21:43
路地猫様 ハハハ~..
by コモモおかあちゃん at 18:22
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