ロード・オブ・ウオー
2006年 01月 10日
武器商人の半生を描いたニコラス・ケイジ主演の映画です。同居人の職場の「冬休み映画斡旋」でハリポタと一緒にチケットを買ってあった(→同居人の好みによる)のですが、年末に沖縄に旅行に出かけてしまったり、その後あまりの寒さで映画館に足を運ぶリキがなかったりでずっと放ったらかしだったのでした。
このままだと上映終わってしまいそう・・・というので連休中日の日曜日に「寒い。寒い」といいながら観てきました==
少し早めに映画館に着いたらまだだーれも外で待っていなくて、まさに閑散という感じ。3週目くらいでしたから混まないだろうとは思っていたものの、ちょっとびっくりです。ま、時間になってみたらそこそこ席は埋まっていたのですがね。
それで映画の方は、NYに家族と渡ったウクライナ移民のユーリーが普通の生き方に満足できず、銃を違法で売買するようになり、その才能に目覚めて次第に世界中で兵器を取引するようになる・・・という一種のサクセスストーリーなのですが、必ずしも明るくからっとした話ではありません。憧れの美人との結婚も、両親との関係もすべて塗り固められた嘘の上ですし、インターポールには追いかけられ、仕事上のパートナーだった弟も失ってしまいます。最後には妻と子は彼のもとを去っていきますし。そういう点で見れば悲劇とも言えますし。
こういう描き方も一種のハリウッド的反戦映画なのでしょう。
by rojineko
| 2006-01-10 20:54
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