敵の正体
2013年 08月 18日
昨日は5時すぎに二人で病院へ。
事前に「バロンのストレスをあげないようにまず先にレントゲンを撮ってもらう」「吐き気止めについて再相談する」とポイントを確認。
(今朝6時すぎのバロン。ベランダでホースから水を飲んで出窓でまったり)
担当はおとといと同じ若い方のドクター。待ち患者もいなかったので、前日からの様子を簡単に報告して、すぐにレントゲン撮影。
ナースも昨日と同じなので、こちらの意図をくんでくれて「できるだけ怖がらないように気をつけますね」と。
結果、おとなしくしていたようであっという間に撮影完了。
<レントゲンからわかったこと>
・腎臓の大きさは標準範囲である
・腎臓に腫瘍はない
・腎臓と膀胱に結石がある。腎臓片側には素人目にわかるほどくっきりと。もう片側は腸がかぶっており素人目にはわからないが、それらしきものがある。膀胱も他の臓器とかぶりわかりにくいが、他の結石のない子の写真と比べるとうっすらと雲のようなものがある。
・結石には大きく分けて、溶けるストルトバイトと溶けないシュウ酸カルシウムがある。溶けるタイプは療法食で溶かすが、溶けないタイプは外科手術でしかとれない。
・どちらのタイプなのかは推測するしかないが、尿のph6.0から考えると溶けないタイプの可能性が高い。
・現在の状況は、この結石が腎臓の機能を悪くし、尿に潜血反応がでていると思われる。
・両腎臓、膀胱を同時に手術することはできない。順番にすることになるが、膀胱の手術をすれば腎臓に負担がかかり、また、片方の腎臓を手術すれば残る片方の腎臓に負担がかかる。
現在、腎臓機能が落ちている状態での手術は非常にリスクが高く、また、取り出しても再発の可能性が高い。
・(わたしの質問に答えて)猫は尿管、尿道が数ミリと細いので、外から破砕して流す処置は難しい。先進治療としてやっているところがあるかもしれないが、尿管や尿道が詰まってしまう可能性が高く非常に危険である。
・対処療法として、点滴をし、膀胱炎が出れば抑えていくことになる。
・前回(1年半前)のレントゲンで指摘されなかったのであれば、その後の1年半でできたのであろう。
<昨日の処置>
吐いたので胃酸を抑えるガスターを点滴に加える。ガスターは入るときに嫌がる子があるので、輸液を流してから最後に入れる。(確かにガスターが入った途端に反応しました)
乳酸リンゲル100ml
抗生物質
止血剤(バロラミン、アドナ)
ガスター
<帰宅後~今朝>
帰宅後、怒り食い。その後、しばらく押し入れの奥に入っていた。
(猫なりに点滴後の違和感の対処に慣れたのか、違和感で固まってしまう前に押し入れに入った様子)
午前3時 吐く(固形物なし)
午前8時半 抗生物質とアンギナールをカプセルで飲ませる
午前8時40分 吐く(抗生物質の小さくなったかけらが出てしまった。直後に排便したのでそのせいで吐いたのか?)
****
正直、うーーんです。
「あのときのあれ(去年の秋にトイレのカバーを嫌がるようになったり、冷蔵庫にちっこテロをされた)がサインだったのか?」とか
「なんで尿検査してこなかったんだろうか」とか
「今年に限ってレントゲンとってなかった」とか
いまさら後悔しても仕方ないので、前に進みたいけど
進む道が・・・
今日は病院が5時までなので4時半くらいに行ってきます。
にほんブログ村
事前に「バロンのストレスをあげないようにまず先にレントゲンを撮ってもらう」「吐き気止めについて再相談する」とポイントを確認。
(今朝6時すぎのバロン。ベランダでホースから水を飲んで出窓でまったり)
担当はおとといと同じ若い方のドクター。待ち患者もいなかったので、前日からの様子を簡単に報告して、すぐにレントゲン撮影。
ナースも昨日と同じなので、こちらの意図をくんでくれて「できるだけ怖がらないように気をつけますね」と。
結果、おとなしくしていたようであっという間に撮影完了。
<レントゲンからわかったこと>
・腎臓の大きさは標準範囲である
・腎臓に腫瘍はない
・腎臓と膀胱に結石がある。腎臓片側には素人目にわかるほどくっきりと。もう片側は腸がかぶっており素人目にはわからないが、それらしきものがある。膀胱も他の臓器とかぶりわかりにくいが、他の結石のない子の写真と比べるとうっすらと雲のようなものがある。
・結石には大きく分けて、溶けるストルトバイトと溶けないシュウ酸カルシウムがある。溶けるタイプは療法食で溶かすが、溶けないタイプは外科手術でしかとれない。
・どちらのタイプなのかは推測するしかないが、尿のph6.0から考えると溶けないタイプの可能性が高い。
・現在の状況は、この結石が腎臓の機能を悪くし、尿に潜血反応がでていると思われる。
・両腎臓、膀胱を同時に手術することはできない。順番にすることになるが、膀胱の手術をすれば腎臓に負担がかかり、また、片方の腎臓を手術すれば残る片方の腎臓に負担がかかる。
現在、腎臓機能が落ちている状態での手術は非常にリスクが高く、また、取り出しても再発の可能性が高い。
・(わたしの質問に答えて)猫は尿管、尿道が数ミリと細いので、外から破砕して流す処置は難しい。先進治療としてやっているところがあるかもしれないが、尿管や尿道が詰まってしまう可能性が高く非常に危険である。
・対処療法として、点滴をし、膀胱炎が出れば抑えていくことになる。
・前回(1年半前)のレントゲンで指摘されなかったのであれば、その後の1年半でできたのであろう。
<昨日の処置>
吐いたので胃酸を抑えるガスターを点滴に加える。ガスターは入るときに嫌がる子があるので、輸液を流してから最後に入れる。(確かにガスターが入った途端に反応しました)
乳酸リンゲル100ml
抗生物質
止血剤(バロラミン、アドナ)
ガスター
<帰宅後~今朝>
帰宅後、怒り食い。その後、しばらく押し入れの奥に入っていた。
(猫なりに点滴後の違和感の対処に慣れたのか、違和感で固まってしまう前に押し入れに入った様子)
午前3時 吐く(固形物なし)
午前8時半 抗生物質とアンギナールをカプセルで飲ませる
午前8時40分 吐く(抗生物質の小さくなったかけらが出てしまった。直後に排便したのでそのせいで吐いたのか?)
****
正直、うーーんです。
「あのときのあれ(去年の秋にトイレのカバーを嫌がるようになったり、冷蔵庫にちっこテロをされた)がサインだったのか?」とか
「なんで尿検査してこなかったんだろうか」とか
「今年に限ってレントゲンとってなかった」とか
いまさら後悔しても仕方ないので、前に進みたいけど
進む道が・・・
今日は病院が5時までなので4時半くらいに行ってきます。
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by
nekomanma
at 2013-08-18 10:41
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結石でしたか・・・人間なら破砕とかできるのにね。でもなんか方法が見つかるかもしれません、バロン、ママパパ頑張ろうね。
ところで腎臓によく効くと言われている水素水送ります。明日には届くでしょう。人間も飲めますがまずはバロンに。
ところで腎臓によく効くと言われている水素水送ります。明日には届くでしょう。人間も飲めますがまずはバロンに。
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by
ソラパパ
at 2013-08-18 12:06
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石だったのですか。。。
人間はレーザーで壊したりとか、色々な方法があると聞きますが、猫さんには難しいのですね。。。
人間は割とメジャーな病気だけど、猫さんはどうなんでしょうか。
対症療法しかないといわれるとつらいですね。
動物医療の進歩は人間と比べると遅すぎる気がします。
人間はレーザーで壊したりとか、色々な方法があると聞きますが、猫さんには難しいのですね。。。
人間は割とメジャーな病気だけど、猫さんはどうなんでしょうか。
対症療法しかないといわれるとつらいですね。
動物医療の進歩は人間と比べると遅すぎる気がします。
Commented
by
うみニャン
at 2013-08-18 20:11
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by rojineko
| 2013-08-18 09:55
| Health(腎臓)
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Comments(4)